東京都杉並区永福町の学習塾(少人数制・個別指導)
学習支援塾すたでぃあ
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発達障害に塾は意味がないのか、という疑問があるかと思います。
当塾は発達障害・グレーゾーン、勉強が苦手・勉強が嫌いといった子達を主に対象としています。
発達障害やグレーゾーンで勉強が苦手、嫌いとなっている場合と、そもそも勉強が苦手、嫌いという子と大きく2分されると思います。
経験的に後者の何らかの原因で勉強が苦手、勉強が嫌いという子は少しアプローチを変えれば成績はアップするように思います。
そもそものどこでつまづいているのかを明らかにし、できるところから始め、自信をつけてもらいながら勉強時間も増やしてもらう、そうやっていくうちに徐々に成績も伸びると思います。主に自分の中の心理的な「できない自分」というものを変えていくことでやがて成績にも反映されるようにも思います。
一方で、発達障害やグレーゾーンの子の場合、どうしても限界点のようなものが存在します。
というのはWISCなどで明らかに数値的に学校のテストで点数をとることは難しい、と考えられる場合があるからです。
WISCの数値を伸ばすことは原則的にはできません。それこそがその子の特性だからです。ですので、それを受け入れながら生活をしていく術を身につけていくことがむしろ大事となります。
特に主に学校の学習は暗記、記憶力です。ワーキングメモリが低い子の場合は、なんどやっても忘れてしまう、昨日やったじゃない、けど本人は忘れた・・・そのくり返しになってしまいます。
そういうことをやっていると、塾に行ったところで、何も変わらないじゃないか、これでは塾に行っても意味がない、そう思えてくるのも当然だと思います。
逆に意味を持たせるためにはどうしたらいいのか?これをすたでぃあでは考えます。ここが他の塾との違いかと思います。
テストの点数アップも塾としてはアピールポイントなのですが、それだけではない部分にもフォーカスをします。
例えば、毎月の指導報告です。簡単なメールでの報告ですが、点数的な部分ではなく、本人の様子、学習の姿勢などを報告します。保護者様に本人の質的な成長を感じてほしいからです。当然、教員側も積極的に良いところを見つけるために日々記録をとっています。
また学期の終わりには塾独自の通知表を渡しています。
これは本人とも相談しながらこの学期中に何を頑張るかを目標として設定しているものです。
目標は数値化できるものは数値化します。そうするとテスト以外での数値的な目標が出てきます。
このようにすることで、すたでぃあでは、塾に来ることの「意味」を幅広くとれるように工夫をしています。
最終的には本人が塾に来ることが楽しいな、これがわからなかったけど、わかるようになったな、そういう小さい想いが自然と出てくるようなそういう場所としたいと思っています。
発達障害の子に塾は意味がない、ということではなく、どのようにして意味を持ってもらうか、そこを日々、探求しています。
川下
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