すたでぃあで行っている漢字が苦手な生徒への指導・支援についてご紹介。
漢字が苦手ということで、入ってきた生徒。
ゲームが好きで、ゲームキャラは次々に出てくるので、まずはカタカナの練習、ゲームのキャラをカタカナで書く練習をします。
自分の好きなものだったら、積極的に書けるものです。「勉学」とか書きたくないものです苦笑
また、漢字の練習、というわけではなく、まずは肩慣らしにiPadのペンで漢字を書きます。色や太さも変えることができるので、どちらかと言えば、ゲーム感覚ですし、漢字というよりも、絵を描くことに近く、実は細部まで字形を見ることにもなっている、ということなのです。
また、タブレットにすることで余計な筆圧のコントロールを必要とせずにストレスなく書字ができます。
それが終わったら、今度は漢字を部首やカタカナ、パーツに分けて、漢字足し算にします。またここでも一つ遊び心を。
パーツに名前をつけて、それを文にしていきます。
このパーツに分けて、文にして覚えるという方法・・・もうこれは、特別支援教育、発達障害、グレーゾーンの指導で(私を含め苦笑)よく専門の先生達が推奨する方法なのですが、実際は、なかなか文を作るのは難しいです・・・そんな上手くいきゃ苦労はしないものなのです・・・
しかも、参考書などを見ても、ちょっと意味を覚えるには無理がない?苦笑 と思ってしまう文も多く、結局頭に入らない、ということになってしまいがち。
そこで、生徒にもよりますが、もう、生徒の思うがままにイマジネーションを総動員してヘンテコな文だろうとなんだろうとOKにします!
枠をとりはずすことで、自由になれ、意外と文にもすることができます。
イラストが好きな生徒だったので、その文を元にイラストも描いてもらいます。
もはや語呂合わせなのか何なのかわからない感じもあるのですが、押し付けられてやった課題ではなく、自ら考えるから身につくのです。
イラストにすることでストーリー性も生まれ、より記憶に残すことができます。
最後に漢字を想起できるか、読みを元に書いてもらいます。最初はなかなか書けなった漢字も徐々に書ける数が増えていきました。
さて、そんな指導をしている中でのテストの結果が下です。
わかるでしょうか。確実に丸の数が増えています。特に、この漢字と特定をして練習をしたわけではなく、本人の希望に沿ったものを練習していく中で、自然と漢字そのものの字形が頭の中にできてきたことが考えられます。
そして、大事なことをもう一つ!
親御さんがしっかりと本人の頑張りを認めてくれていたと思います。実際、右端のテストの結果を見て、皆さんはどう判断するでしょうか・・・
え・・・これでは・・・書けていないところがたくさん、ではなく、元々の点数や状態と比較をし、たくさん、書けるようになった!と個人内での評価を行い、本人の頑張りを認めてあげる。できていないところではなく、できているところを認める。そのプロセスが大切なのです。
私自身、色々な気づきを得た指導だったので、ここに残しておきます。
生徒と保護者様にはこの上ない感謝をしております。
川下
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