最近の若いもんは・・・なんて自分の若い頃は絶対言いたくないって思っていた。
気づいたらそんなことを思う自分もいた。年取ったのか、鈍感になったのか、よくわからなくなる。
子ども達を見ていると、人の目を気にして自分の主張を言わないところがある。自分がそのグループや集団でどの立ち位置にいるのか、それが一番の関心ごと。SNSも自分を演出する道具に過ぎない。
そういう反面、どこか完璧を求めようとする。完璧に勉強ができたり、スポーツができたり、自分はできないと思って自信を持てない。そもそも最初から自信がないのか、人と比較してから自信をなくしたのか。
向上心の裏返しかと思いきや、人から言われたことはできるけど、自分からやりたいことは、言えない。積極性がなく、受け身になってしまう。一番嫌なことは失敗すること。
恥かきたくないし、苦痛や嫌なことからはできるだけ避けたい。なるだけ無難な選択をしたいし、叱られたりするのは絶対に嫌。
だけれども、ある程度の社会的な地位はほしいし、お金や自分の居心地のいい環境は整えたい。できるだけ自分に都合のいい暮らしをしてみたいし、都合にいい言葉しか聞きたくない。ゲームはしたいけど、他のことはしたくない。
対人関係に傷つくくらいなら、パソコンの世界の中で完結する方がいいし、なるだけ人ともつながりたくない。だけど、人の目は気にするし、SNSやっていないと落ち着かない。誰かとはつながっていたいし、メッセージのやりとりに一喜一憂する。
結局、いろんなことを考えるけど、大人は主体性とか自己実現とか自分の成長とか、自信持てとか言ってくる。
そんなんないし、そういう考え方自体がダルい。
ニュース見ていたらダサい大人ばっかじゃないか、偉そうなことばっか言うな。大人がやっていないこと子どもに押し付けんな。
日本の子どもは幸福度が低いらしいが。大丈夫か。
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さて、自分で書きながら、これはすっごいステレオタイプな若者像のようにも思えるのですが、これに当てはまらない人はそもそもいるのでしょうか。今に限らず昔もそんなもんだったんじゃないのでしょうか。
そもそもそれが疑問です。
人間どこか粗探しをしてしまうのですが、それ自体が本質なんだからしょうがない、とも思います。
問題を問題とするから、問題になるわけで。
でもまあ、反省は必要。何にも批判できない。全部自分のこと。
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