明日やろうはばかやろうで、ばかやろうの塾長です。
さて、中学生は図形が単元となっています。
どうやって教えればいいのか、日々考えています。
一度教えたことでも忘れてしまうし、これはさすがにできるだろう、というのもなかなか難しく・・・
とりあえず、角度の感覚がついていないようだったので、プリントで直角を見せて、これは何度か確認しました。そうすると、90°というのはわかったようでした。そもそも、分度器のこの角度の数値が変わる、というのがいまいち頭の中で整理できていなかったのかな、と思いました。
なんで熱くもないのに90度やねん?という感じでしょうか。
それで、90°を起点として、100°くらいのものや45°くらいの角度を見せて、何度くらいかを確認しました。小さなステップでしたが、こういうのが意外と大切のようで、生徒達も、黙々とできていたようです。
そして、三角形の証明についても、まずは図形の中から2つの三角形を見つけるところから始めています。問題の図形は微妙に反対になっていたり斜めになっていたりするから余計に混乱するようです。二つの三角形を見つけて、アルファベットをふる、というところが最初の関門のようでした。
そういう小さい問題をたくさんやってなんとか、対象となる図形をやっと選べるような、そんな感じです。
つまり証明の最初の「△ABCと△DEFにおいて~」のこの1行を書くのにかなりの労力を使います。
時間はかかりますが、ここも生徒になんとか付き合って進めていきます。
特徴を見つけるというのが先かなとも。長い辺はどこ?大きい角はどこ?のような。
そんな図形の特徴をしっかりと見極める力がまずは大切のような気がします。
そうなると、問題集の証明せよ、というのはハードルが高く、それを反復しても意味がないようにも思います。
まずは最初の1歩を歩みだせるのか、そこをこちらでしっかりと舗装してあげる、という感じでしょうか。
まだ次回やってみると、あ・・・忘れている、ということもあるかと思います。
ですが、また一緒に頑張ってみたいと思います。
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