生徒の在籍している小学校の学習発表会に行きました。秋には時々、生徒の様子を見にいったりしています。
本当は全部の子の学校に行きたいところですが、時間と地理的な都合上、一つに行ってきました。
いろいろなことを考えました。
パッと思ったのは、レベルが高いな~ということ。大勢の目の前で発表する子ども達を見て、ああ、自分にはできない・・・小学生に負けた・・・と思いました苦笑 自分の小学生の時にあんなことできていたっけ・・・
そういうわけで、皆さんすごいな、と。それにそれを束ねる先生達もよくやるな~と感心してしまいました。
あれだけの人数を上手くコントロールして、合奏なり、発表なりを成立させる。私なんぞ、3人の授業でヒーヒー言っております苦笑
とほほ。
そもそも、なんで運動会や学習発表会があるのか、なんですけど、一つはやっぱり子ども達の日頃の頑張りを発表し、保護者の方々にも見てもらう、というところがあると思います。ですので、そこには一種の緊張感があります。なんとか形にすることが目標にもなります。まあ、何を成功、失敗と言えるのかもわかりませんが。
その一方で、今日この場に来ていない子もいるんだろうな、と思いました。つまり、不登校の子へのことも想いを馳せたのでした。
学習発表会というイベントに来れなかったからと言って、その子達の学びはなかったのか、と言えば、そうではないんじゃないかなと。
1日の瞬間的な部分に学びが集約されることもあるだろうし、それはそれで素晴らしいのですが、そこには見られないような学びもきっとあると思います。また、大勢の前で発表することが苦手な子もいるだろうと思います。
例えば、合唱や展示などに表せないその子独自の好きなものを何らかの形で具現化したとして、それは学校の枠組みの中に当てはまるか、と言えばそれは現実的には難しいと思います。
そんな風に考えれば、学びの奥行き、幅も何かの形で保障できればいいのにな、と思ったのでした。
また、そういう話も塾の教師である私の立場だから言えることでもあり、公教育と地続きではあるけれども、私教育の存在理由のようにも思えました。
ともあれ、元気に堂々と発表をしている生徒の姿を見て、塾とは違う様子に成長と嬉しさを感じるのでした。
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