その子のいいところは学校では評価されない。
実際そうだと思う。ここで言う、評価とは数値ができるものである。
その子がどんなに思いやりがある子であっても、それをしっかりと数値化し、子どもが実感としてわかるように知るのは難しい。
もちろん、学校の先生もしっかりと見ているとは思うが、言葉で褒めたところでテストの点数が学校の比重の中で大きく、やはり、できないんだ自分は・・・と自信を失くしてしまう子がどれだけ多いことか。
あまりにも点数や通知表にこだわってしまうのは大人サイドの問題のような気もする。
資本主義だから成果を出さないといけないのだが。
集団が形成されると、その中に序列が生まれる。序列を生み出した方が集団を統制する上では都合が良い。
また人間はそうやって社会化していく。
だが、その序列が地位となり、それそのものが目的化し、少ないパイを奪い合うことになる。
その序列化の規定要因を追い求める生き方となる。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230324a.html
塾をやっているので、もちろん点数を伸ばすことが大切ですが、その子のいいところを引き出してあげる、そんな塾でありたいと思っています。
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