都立高校に合格しました!
パソコン画面を見て、思わず両手を上げガッツポーズをした私なのでした。
本当に、ホッとしました・・・
大丈夫だとは思いつつも、やはり発表までは緊張するもの。
一気に力が抜け、何とも言えない安堵感が体を包むのでした・・・
何よりも本人の頑張り、ご家族のサポートのおかげだと思います。
今年は朝塾と称して、学校に行く前に簡単な学習をするなどしました。朝早くからでも塾に来る、そのような本人の日々の努力の積み重ねが実を結んだんじゃないかな、と思いました。
本人も嬉しかったと思いましたが、私も本当に嬉しかった!おめでとう!!
これで無事、今年の中3生は無事全員、志望校に進路を決めることができました。
めでたし、めでたし・・・と言いたいところですが、ちょっと考えてほしいところがあります。
誰かが合格した、ということは、誰かが不合格になった、ということなのです。
試験に合格すればもうそれだけで嬉しく、他のことは頭の中に入らないくらいになります。
しかし、受験というものは必ず、叶わなかった人も一定数いるわけです。
私自身、高校入試自体は上手くいきましたが、大学入試では現役時代、どこにも合格できずに、そのまま浪人時代を迎えることになりました。
合格発表後、合格した同級生はもう合格したことで頭がいっぱいでそのテンションの違いに気まずさを感じるのでした。追加合格の日も何もおきずに、本当にどこにも行く場所がない、と思った時のことはよく覚えています。
ただ、このような経験は今となってはとても良かった、と思っています。何事も良かった面ばかりがフォーカスされがちですが、見えないところでは違ったドラマがある、そこまで想像力を働かせることができるか、そういうことを考える機会でもあるわけです。
自分が受け取ったものは決して当たり前のものではない、だからこそ、感謝の念がわく。そんな謙虚さを改めて持ってほしいですし、私自身も持ちたいと思う合格発表なのでした。
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