自分の中で不合理であることに気づくことが問題行動を修正することにつながる。
当たり前のことであるが、そうだな、とつくづく思う。
特性のある子が問題行動を起こす。それに対して、どのように修正を促すのか。
最近の子ども達へ対応をしている中で、改めて気づいたことである。
離席をしたり、課題に取り組まったとする、そうすれば目の前の課題を取り除く。子どもは全くその活動の中に入ることができなくなる。塾に来ているということは本人のモチベーションが低くても、やらないといけない、という気持ちは少なからずある。しかし、その中で何もできなくなることは本人の中で自分は「不合理なことをしてしまった」ということの気づきになる。
宿題を忘れてしまう子については、残業、ということで居残りで授業以外の時間で宿題をさせるようにしている。
最初の頃、宿題を忘れがちだった子が「残業はしたくない」ということで、忘れなくなった。
その子にとって、宿題をしなかったために、帰る時間が少なくなることは不合理、であるということである。
人から教えてもらっても、自分で気づかない限り、行動は修正されないというところがミソである。
私自身も日々の暮らしを思い返せば、不合理なことだらけをしてしまっている苦笑
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