最近の授業の紹介。
先週は、小学生は授業終わりにかき氷、中学生は花火をお楽しみで行いました。
夏だね~と生徒と語らう場面も多いです。
と言っても、勉強もしっかりとしています。
小学生では、1枚プリントが終わるごとにシールがもらえ、200枚できたので図書券をプレゼントしました。
ですが、ここは実はからくりがありまして・・・
1枚に1問ずつのプリントにしているので、毎回十数枚のプリントを解いたことになっています。
注意が続きにくい子もこうやって注意を持続させ、本人に達成感を味わってもらっています。
本人も嬉しかった様子・・・
中学生は打って変わって、Vもぎの問題を演習しています。
都立を狙う子にとっては、Vもぎはまず通らないといけない道です。
できる問題に絞って、繰り返し演習をさせています。
合格点と今の現状を照らし合わせ、目標点数を考えさせています。
ちょっとずつ自信になっているようです。
また、最近の取り組みとして、なぜ塾に来ているのか、をどの生徒にも問うプリントを与えています。
「お母さんが言ったから」ではなく、本人が何を望んでいるのか、を今一度考えさせる取り組みです。
これまでも考えさせてはいましたが、もう一度生徒と一緒に原点に戻ろう、と思って時間を割いてプリントに自分の思いを書いてもらっています。
2学期のテストの目標点も単元の内容を見ながらそれぞれ決めています。
こちらもなかなか大変ですし、時間はとられますが、とても大事な部分だと思ってこの夏休みの機会に生徒達に考えさせているのです。
ある生徒は、色々と考え、「九九を覚えたい」と言いました。わかった、そしたら、九九をやろう、と九九の演習をしました。
授業終わりにはミスなく百マス計算ができているのでした。
すると、「ローマ字を覚えたい、割り算もやってみたい!」と自分の口から出てきました。
よし、そしたら、そうしよう!と本人と相談して課題に取り組んでもらっています。
生徒達はつい、何で塾に来ているのだろう?と疑問に思うかもですが、ここの問いから逃げずに生徒達と毎回確認をし合っています。
この取り組みによってこれからの塾の方向性が決まってきているように思います。
当塾は特性あるなし、に関わらず色んな子を受け入れています。
ただ、最も大事にしたいのは学ぶ気持ちを育てることです。
主体性を持った学びでなければ、身につくものも身につきません。
「結果自然成」という言葉を信じて生徒と学んでいきたいと思っています。
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