一部生徒を対象に、農業体験を4月にしましたが、今日は、その収穫に行きました。
4月に植えたトウモロコシと枝豆の成長にびっくりする一同なのでした。
枝豆は根っこから引き抜いて、葉っぱをとっていきます。
こんな形で枝豆がなっていることを初めて知ったのでは?
トウモロコシは下の方向にむしり取るような動きでとっていきます。
収穫作業は引っ張る動き、微妙な手の動きなどが必要になり、試行錯誤しながら頑張る生徒でした。
生徒達は楽しそうにしていましたが、家に帰ってから彼らは何を感じたでしょうか。
私の中では、前日から収穫した後に生徒たちに何を話そうかなど、と考えていました。ただ、どこか違和感がありました。
一体全体何を伝えるんだろう?と。
ですが、全てが終わった後に何を感じるかはその収穫したものを食した時に各々が感じればいいのかな、と今更ながら感じるに至るのでした。
何かをするため、何かを得るため、何か、何かと私たちはいつも探している気がします。
ですが、本当の意味で目的が先にあるのではなく、ただ、その瞬間を味わえばいい、と思うのでした。それそのものに意味があると。「営み」とはそういうことなのかもしれません。
何だか、学校で同じようなことを生徒にさせていた時とは違う自由さを感じたのもその一端のような気がします。
農薬が使われていない畑からそれを学ぶことができました。
このような貴重な機会を与えてくださったNPO 武蔵野農業ふれあい村の方々には本当に感謝です。
ありがとうございました。
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