塾の本棚には司馬遼太郎の「二十一世紀に生きる君たちへ」という本があります。
私はこの本が好きで、ぜひ子どもたちに読んでほしいと思っています。
文章は重厚でありつつ、無駄がない、それでいて読むだけで背筋がピンとなる、そんな本です。
最近はジェンダーの問題などもあり、男子、女子と分けるのはナンセンスな時代なのかもしれません。
ただ、やはり、子どもを指導していると明らかに男の子、女の子では物事の感じ方、育て方が違うと感じます。
司馬遼太郎は特に男の子には読んでほしい。「竜馬がゆく」は特に。
自分の中の力強さが自然と湧いてくるような気がします。
では、女の子は何か。個人的には向田邦子の文章のような気がします。
品を持ちたい、と思えるのでは。
まあ、時代遅れのような気もしますが、ずっと変わらないものもあるような気もします。
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