今日もオンライン授業。
多分、オンライン授業をやっている先生方は共通して思われると思うが、手元が見えないのがなかなか歯がゆいところ。
生徒の机とタブレットやPCの位置関係がわからないが、ちょうど生徒が画面を見やすい位置がこちらからだと顔のアップになってしまうようだ。つまり手元が見えず、ノートがとれているのかを確認する必要がある。
「~ちょっとノート見せて~あーもうちょい左、あ、左じゃないそっちから見て右だ、そこでストップ、ストップ!・・・」みたいな会話が繰り広げられる・・・
でもまあ、この程度はしょうがない。対面でないのだから限界はある。その代わりに、画面共有機能で、説明をすることもできる。あと、この前は漢字ビンゴをやってみた。「ビンゴ!!」と生徒の大きな声が聞こえた時はちょっと嬉しかった。何とか活動が成立した、と思えた。
双方向ということをどれだけ活かせるのか、ここがポイントのようである。
画面を見ていると声が自然と張って話す自分。何とか伝えたいが、伝わっているかどうかを感じにくい。
改めてコミュニケーションって難しい。顔は見えているのだけど、実感が湧かないから疑念がどうしてもあるのだ。
直に接したって、わからないことだらけなのに。便利になってるのか、なってないんだか。リアルになってるのか、非現実的なのか。文明の利器に人間の感覚がついていっていない心地がする。
オンライン授業という新しい試みだが、一人でやっているものだから、誰かと考えるわけではなく、常に自分の指導を省みてやっている。今こそ、オンライン授業をやっている人に感想やらコツを聞きたいなんてとも思う。
ただ、こうやってオンラインでも指導を受けてくれる生徒や、自分自身も何とか指導ができる場所にいることに感謝せねばと思っている。与えられたものの中で生きる。
日々、あれやこれやと思うことがある。
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