気持ちに蓋をしていないか。
自分の気持ちを出すことは難しい。
気持ちを素直に表せば、軋轢、悩み、諍いも起きる。
気持ちを出さなければ無難に事は終わる。
気持ちを出さなければ何も起きない。
自分の気持ちは自分にしかわからない。
自分の気持ちに蓋をして、いい気分になったことがあるだろうか。
自分の気持ちを押し殺して何になるか。
諍いを恐れ、相手に嫌われることを恐れ、相手の気持ちを知りたいと思っておきながら自分の気持ちすら素直に感じきれなくなっていないか。
自分の気持ちを知ることは感情を味わうこと、それは相手がどう感じるだろう、という想像力につながる。
気持ちを出さなければいつまでも自分の殻に閉じこもったままだ。自分に守られているのだ。
気持ちを伝えること、それこそが人間らしさ、人間たる所以である。
電子画面に表示された文字の羅列に惑わされていないか。相手の気持ちを勘繰る時間があるのならば、自分自身の気持ちをずっと味わうべきだ。
感情は、気持ちは、押し殺すものではない。
活かしていくものなのだ。
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